
手塚治虫切手とは、1997年に「戦後50年メモリアル第5集」の1種として発行された記念切手です。
戦後50年メモリアル第5集は、美空ひばり、石原裕次郎など戦後に活躍した有名人などを絵柄とした切手です。
手塚治虫切手は、戦後50年メモリアル第5集の中では最も高い買取価格で取引されています。
手塚治虫切手とは
発行年数 | 1997年(平成9年)1月28日 |
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発行枚数 | 5,000万枚 |
額面 | 80円 |
手塚治虫切手は、連刷のペア切手として発行されています。
戦後メモリアル第5集の1種として発行されましたが、手塚治虫切手の在庫が足りなくなり、2月14日限りで締め切られてしまったほど当時は人気がありました。
絵柄は、手塚治虫とブラックジャックやジャングル大帝レオ、リボンの騎士などのキャラクターが描かれているものと、手塚治虫とアトムが絵描かれているものが存在します。
また、手塚治虫切手にはオーダーキャンセルで発行された切手が存在します。
オーダーキャンセルとは、新しい切手を切手コレクターが安く集めることが出来るよう、はじめから消印を押された状態で発売されることを指します。
1998年5月18日発売の「戦後50年メモリアル アルバム」を発行するにあたり、手塚治虫切手の在庫が既になかったためオーダーキャンセルの形を取って増刷されました。
その他の戦後50年メモリアルシリーズは以下などがあります。
手塚治虫切手の買取相場の目安
シート(20枚綴り) | バラ(未使用) | バラ(使用済) | |
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手塚治虫切手 | 1,500円〜2,500円 | 10円〜300円 | 10円〜100円 |
手塚治虫切手は、発行年数が新しいことと発行枚数が多いため額面の100%〜200%程度の買取価格になることが多いです。
未使用の20枚綴りシートであれば、最大で2,500円程度の買取価格になることがありますが、バラや保存状態が悪い場合などは額面を下回ることもあります。
手塚治虫切手を高く売るポイントとして、美空ひばり切手や石原裕次郎切手など他の戦後50年メモリアル切手と一緒に査定に出すことをおすすめします。
戦後50年メモリアル切手自体を集めているコレクターも少なくないため、買取価格が上乗せされるケースが多いです。