菊切手の種類別での価値と買取相場

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
菊切手

菊切手は明治32年~明治41年に発行されていた普通切手です。

切手の図案に天皇家の紋章である菊の花が使われているため、菊切手と呼ばれています。

発行されていた当時は、戦争や震災などにより多くの菊切手が焼失してしまい、現存する菊切手は少ないため希少価値があります。

買取相場としては、バラで300円~30,000円程度、流通量が少ない高額面の菊切手は買取価格が高くなります

菊切手には偽造品がありますが、すぐに回収されたので現存数が少なく、偽物の菊切手は本物の菊切手よりも希少価値があるとされています。

この記事では、菊切手の種類別での価値と買取相場について解説します。 

菊切手は本物より偽物の方が価値がある

偽物の菊切手の方が本物よりも買取価格が高い理由は、現存数が少ないからです。

大正2年に起きた「菊切手偽装事件」は、横浜の郵便局員によって偽物の10銭菊切手が発見されたことに端を発して、早急に市場から偽物は回収されました。

2015年3月10日放送の「なんでも鑑定団」で、偽物の菊切手20銭として持ち込まれましたが、鑑定した結果、本物だったということで逆に鑑定額が下がってしまうというエピソードがあります。

参考:https://www.tv-tokyo.co.jp/kantei/kaiun_db/otakara/20150310/03.html

もし、偽物の菊切手であれば買取価格は最大400万円程度になることが見込めます。

偽物の菊切手のわかりやすい特徴は、本物は上辺の目打ちが13個あるのに対して、目打ちが12個であることです。

また、紙質が本物と比べてザラザラしていることや、た菊の紋章の十六弁の弁と弁の間に太い線が一本引かれていることも挙げられます。

しかし、真贋の知識がないと見分けることはほぼ不可能なので、専門の鑑定機関で鑑定してもらうのが良いでしょう。

【額面・種類別】菊切手の買取相場の目安

菊切手は額面により買取価格の相場は異なります。

以下の表は、ヤフオクでの菊切手の落札価格相場と複数買取店で店長として働いていた経験をもとに買取価格の目安を算出しています。

実際の買取価格は切手の状態や買取業者により異なりますが、多くの買取店ではヤフオクの金額を参考にすることが多いです。

そのため、自分の持っている菊切手がいくらになるのかという目安としてご覧ください。

菊切手の額面 買取価格の目安
菊切手 5厘 300円〜2,000
菊切手 半銭 300円〜1,000円
菊切手 1銭 300円〜2,000円
菊切手 1.5銭(青色) 500円〜3,000円
菊切手 1.5銭(紫色) 300円〜2,000円
菊切手 2銭 800円〜5,000円
菊切手 3銭(茶色) 300円〜1,000円
菊切手 3銭(赤色) 300円〜1,000円
菊切手 4銭 800円〜6,000円
菊切手 5銭 300円〜1,500円
菊切手 6銭 1,000円〜30,000円
菊切手 8銭 1,000円〜30,000円
菊切手 10銭 800円〜6,000円
菊切手 15銭 1,000円〜30,000円
菊切手 20銭 1,000円〜15,000円
菊切手 25銭 1,000円〜30,000円
菊切手 50銭 1,000円〜8,000円
菊切手 1円 1,000円〜30,000円

菊切手は、50銭などの高額面は買取価格が高くなる傾向があり、現存数が少ない6銭・8銭・15銭・20銭・25銭・1円はさらに買取価格の上乗せが期待できます

偽物の菊切手は使用品であっても、買取価格が高額になる場合があります。

素人では本物と偽物の判断は難しいので、正しい買取価格を知りたいなら切手買取店で無料査定してもらうことがおすすめです。

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

SNSでもご購読できます。