
昭和のスターとして知られる石原裕次郎は切手のデザインになったことがあります。
石原裕次郎は熱狂的なファンも多いので、彼が絵柄になっている石原裕次郎切手を集めている切手コレクターも存在します。
この記事では石原裕次郎切手の価値と買取価格の目安について、解説していきます。
石原裕次郎切手とは
発行年数 | 5,000万枚 |
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発行枚数 | 1997年(平成9年)1月28日 |
額面 | 80円 |
石原裕次郎切手は「戦後50年メモリアルシリーズ」の第5集として、昭和を代表する有名人「美空ひばり」「手塚治虫」と共に限定販売された切手です。
郵政省によって実施された戦後50年間で活躍した「私が選んだ懐かしのスター」のアンケートで石原裕次郎が圧倒的投票数を得て、切手のデザインに採用されました。
切手は連刷のペア切手になっていて、日活映画「太陽の季節」「狂った果実」に出演していた20代の石原裕次郎と、刑事ドラマに出演していた頃の写真が使われています。
戦後50年メモリアルシリーズについて
戦後50年メモリアルシリーズは全5集からなる限定販売の特殊切手です。
こちらのシリーズは第二次世界大戦後の昭和20年~平成7年の50年間にあった大きな出来事や、注目された人物を切手の題材に取り扱っています。
戦後50年メモリアルシリーズ切手は、以下の5種類が存在します。
・第1集「沖縄復帰」「日本国憲法発布」「サンフランシスコ平和条約」
・第2集「日本万国博覧会」「東京オリンピック」
・第3集「高度経済成長」「電化製品の普及と女性の社会進出」
・第4集「情報通信の発達」「環境保護」
・第5集「私が選んだ懐かしのスター」
その他の戦後50年メモリアルシリーズは以下から
石原裕次郎切手の買取価格の目安
シート(20枚) | バラ(未使用) | バラ | |
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石原裕次郎切手 | 1,000円〜2,000円 | 10円〜100円 | 10円〜50円 |
石原裕次郎切手は発行枚数が多いことと、比較的新しい切手であることから、未使用品でも額面の100%〜200%程度の買取価格になることが多いです。
未使用で状態の良い20枚シートなら額面の200%の金額となる可能性がありますが、バラや状態が悪ければ額面以下での買取金額を提示されることもあります。
石原裕次郎切手を切手専門の買取店に高く査定してもらうには、他の戦後50年メモリアルシリーズと一緒に売るのもおすすめです。
シリーズ切手はまとめ買いしたがるコレクターが多いため、査定金額が上がることがあります。