
多くの切手買取店では、バラ切手1枚から買取してもらうことは可能です。
ただし、金券ショップやリサイクルショップなどでは事前に仕分けを求められたり、そもそも買取してもらえなかったりする可能性があります。
そのため、バラ切手を高く買取してもらうなら切手買取店がおすすめです。
この記事では、バラ切手の買取相場や高く売る際のポイントなどを解説していきます。
目次
バラ切手の買取相場は額面の40%〜60%
買取店により異なりますが、バラ切手の買取相場は額面の40%〜60%程度での買取となることが多いです。
例えば、80円切手を10枚を60%で買取してもらえた場合は480円の買取価格となります。
普通切手の買取価格は額面を超えることは少なく、額面以上の価格で買取されるのは昔の切手や発行枚数の少ない希少価値のあるプレミア切手のみです。
バラ切手は切手シートよりも買取価格は安くなる
切手シートで保管している場合は、切り離さずにそのまま売るほうが買取価格は高くなります。
多くの切手買取店では、シート切手は額面の60%〜80%程度での買取価格となります。
ただし、買取店によってはシートとして認められるためには以下の条件などがあります。
- 切手の枠(白ミミ)が四隅に残っている
切手の枠は四隅に残っているけど、切れや汚れ、糊落ちがあるとバラ切手として扱われることもあるため注意が必要です。
バラ切手が少量なら郵便局での交換もあり
バラ切手が少量の場合、買取店へ足を運ぶのを面倒に感じる方も少なくありません。
バラ切手は買取店で売却する他に郵便局のサービスと交換する、もしくはゆうパックなどの送料に充てるといった選択肢があります。
郵便局のサービスをよく利用する場合は、買取りに出すよりも交換のほうが実質お得になります。
以下のそれぞれの交換手数料は以下の通りです。
引用:https://www.post.japanpost.jp/send/fee/kokunai/charge.html
手数料 | |
---|---|
郵便切手・通常はがき | 1枚につき 5円 |
往復はがき・郵便書簡 | 1枚につき 10円 |
特定封筒(レターパック) | 1枚につき 42円 |
10円未満の郵便切手や郵便はがき | 合計額の半額 |
手数料 | |
---|---|
料金後納とし、かつ郵便私書箱に配達する場合 | 1通(個)につき 10円 |
料金後納とする場合 | 1通(個)につき 15円 |
郵便私書箱に配達する場合 | 1通(個)につき 15円 |
その他 | 1通(個)につき 21円 |
交換手数料は、切手では支払うことはできず現金払いとなります。
また、交換の際に差額が生じてもおつりは貰えないため注意が必要です。
バラ切手を売るなら切手買取店がおすすめ
バラ切手を高く買取して貰う方法は、切手を専門とする買取店を利用することです。
理由としては、金券ショップやリサイクルショップと比べて買取価格が高くなるケースが多いからです。
金券ショップやリサイクルショップでは、切手以外の品物をたくさん取り扱っているため切手買取店と比べて買取価格が低くなることがあります。
また、切手を専門として扱っていないため、プレミア切手以外は買取対象に含まれないことや、プレミア切手でも額面通りの買取になってしまうこともあります。
上記を踏まえると、切手を専門に取り扱っている買取業者で売るのがおすすめです。
バラ切手の買取価格を上げるポイント
バラ切手を台紙貼りすることで買取価格が上がる可能性があります。
台紙貼りとは、A3、A4サイズの紙に、同じ額面の切手を30枚など、数を決めて貼ったものです。
買取価格が上がる理由としては、台紙貼り切手は郵便局での料金別納郵便の支払いに使用でき、料金別納郵便を利用する会社からの需要があるためです。
台紙貼りをする際の注意点は、普通切手や特殊切手のみを貼り付けることです。プレミア切手を貼ってしまうと、買取価格がやすくなってしまうことがあります。
ただし、台紙貼りは買取店によっては加味されないこともあるため事前に買取店へ確認しておくのが良いでしょう。
まとめ
この記事の内容をまとめると以下の通りです。
- バラ1枚からでも買取してもらうことは可能
- バラ切手を高く売るなら切手買取店がおすすめ
- 額面と枚数を合わせて台紙貼りをする
- バラ1枚〜10枚程度なら郵便局で交換を検討するのもあり
バラ切手でもやり方次第で高く売ることは可能です。
捨てる前に切手買取店での無料査定だけでも申し込みしてみましょう。