20世紀デザイン切手の価値と種類別での買取相場

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20世紀デザイン切手

20世紀デザイン切手は1999年~2000年に発行されていた普通切手です。

郵政省が一般から募集したデザインが採用され、20世紀に日本で起きた出来事が切手に描かれています。

この切手は全17種類発行されていて、全てが切手10枚セットの小型シートになっており、全17種類の中では最初に発行された第1集が最も買取価格が高くなります。

また、20世紀デザイン切手にはエラー切手と呼ばれる印刷ミスの切手があり、夏目漱石の写真が空白となっている切手や、福耳付き切手という余白を切り取り忘れた切手は希少なため、買取価格が1シートで5,000円を超えることがあります。

20世紀デザイン切手の種類と買取相場

20世紀デザイン切手は1年間に連続発行された切手です。

最初のシリーズ第1集を買いそびれた人も多いこと、第1集は贈呈用のオリジナルシートが限定1,000枚発行されていたこともあり、第1集のみ他のシリーズより買取価格が高くなります

以下の表は、ヤフオクでの20世紀デザイン切手の落札価格相場と複数買取店で店長として働いていた経験をもとに買取価格の目安を算出しています。

実際の買取価格は切手の状態や買取業者により異なりますが、多くの買取店ではヤフオクの金額を参考にすることが多いです。

そのため、自分の持っている20世紀デザイン切手がいくらになるのかという目安としてご覧ください。

20世紀デザイン切手の種類 買取価格の目安
20世紀デザイン切手 第1集 300円〜1,500円
20世紀デザイン切手 第1集(贈答用) 3,000円〜4,000円
20世紀デザイン切手 第2集 100円〜500円
20世紀デザイン切手 第3集 100円〜500円
20世紀デザイン切手 第4集 100円〜500円
20世紀デザイン切手 第5集 100円〜500円
20世紀デザイン切手 第6集 100円〜500円
20世紀デザイン切手 第7集 100円〜500円
20世紀デザイン切手 第8集 100円〜500円
20世紀デザイン切手 第9集 100円〜500円
20世紀デザイン切手 第10集 100円〜500円
20世紀デザイン切手 第11集 100円〜500円
20世紀デザイン切手 第12集 100円〜500円
20世紀デザイン切手 第13集 100円〜500円
20世紀デザイン切手 第14集 100円〜500円
20世紀デザイン切手 第15集 100円〜500円
20世紀デザイン切手 第16集 100円〜500円
20世紀デザイン切手 第17集 100円〜500円 

第1集 1901(明治34)年「みだれ髪」から

第1集 1901(明治34)年「みだれ髪」から※引用:日本郵便 20世紀デザイン切手シリーズ

第1集は「1901(明治34)年「みだれ髪」から」のタイトルで1999年8月23日に700万枚発行され、切手の額面は50円と80円です。

1901年~1909年の出来事を図案のタイトルに採用しており、50円切手は夏目漱石「坊ちゃん」「吾輩が猫である」、80円切手は与謝野晶子「みだれ髪」と「日露戦争」「チンチン電車」などが使われています。

先ほど紹介したオリジナルシートは20世紀デザイン切手の発行を記念したシートで、発行にあたり図案タイトルのアンケートに応募した人の中から抽選で当たった人にプレゼントされました。

第2集 明治から大正へ

第2集 明治から大正へ※引用:日本郵便 20世紀デザイン切手シリーズ

第2集は「明治から大正へ」のタイトルで1999年9月23日に700万枚発行され、切手の額面は50円と80円です。

1910年~1913年の出来事を図案のタイトルに採用しており、50円切手は「初の飛行機・飛行船の2種、80円切手は「文部省唱歌始まる」「ニホンオオカミ絶滅」「ミルクキャラメル」などが使われています。

第3集 「東京駅開業」から

第3集 「東京駅開業」から※引用:日本郵便 20世紀デザイン切手シリーズ

第3集は「東京駅開業から…」のタイトルで1999年10月23日に700万枚発行され、切手の額面は50円と80円です。

1914年~1920年の出来事を図案のタイトルに採用しており、50円切手は「竹久夢二の活躍」の2種、80円切手は「第一次世界大戦」「東京駅開業」「大正デモクラシー」などが使われています。

第4集 「箱根駅伝始まる」から

第4集 「箱根駅伝始まる」から※引用:日本郵便 20世紀デザイン切手シリーズ

第4集は「箱根駅伝始まるから」のタイトルで1999年11月23日に700万枚発行され、切手の額面は50円と80円です。

1920年〜1925年の出来事を図案のタイトルに採用しており、50円切手は「無声映画全盛期」の2種、80円切手は「関東大震災」「モダンボーイ・モダンガール」「甲子園球場開場」などが使われています。

第5集 「昭和」始まる

第5集 「昭和」始まる※引用:日本郵便 20世紀デザイン切手シリーズ

第5集は「昭和始まる」のタイトルで1999年12月23日に700万枚発行され、切手の額面は50円と80円です。

1927年〜1928年の出来事を図案のタイトルに採用しており、50円切手は「東京地下鉄開業」の2種、80円切手は映画「鞍馬天狗」「アムステルダム五輪」「カフェー全盛期」などが使われています。

第6集 「昭和初期の浅間山」から

第6集 「昭和初期の浅間山」から※引用:日本郵便 20世紀デザイン切手シリーズ

第6集は「昭和初期の浅間山から」のタイトルで2000年1月23日に700万枚発行され、切手の額面は50円と80円です。

1929年〜1932年の出来事を図案のタイトルに採用しており、50円切手は「国産乗用車量産始まる」の2種、80円切手は「蟹工船・小林多喜二」「マンガ・のらくろ」「日本ダービー」などが使われています。

第7集 「大言海」から

第7集 「大言海」から※引用:日本郵便 20世紀デザイン切手シリーズ

第7集は「「大言海」から」のタイトルで2000年2月23日に700万枚発行され、切手の額面は50円と80円です。

1933年〜1936年の出来事を図案のタイトルに採用しており、50円切手は「蒸気機関車D51登場」の2種、80円切手は「東京音頭」「エノケン一座」「忠犬ハチ公と初代銅像」などが使われています。

第8集「ヘレン・ケラー女史初来日」から

第8集「ヘレン・ケラー女史初来日」から※引用:日本郵便 20世紀デザイン切手シリーズ

第8集は「ヘレン・ケラー女史初来日から」のタイトルで2000年3月23日に700万枚発行され、切手の額面は50円と80円です。

1937年〜1940年の出来事を図案のタイトルに採用しており、50円切手は「神風号・ニッポン号飛行成功」の2種、80円切手は「千人針・国民服・モンペ」「沢村栄治投手の活躍」「棟方志功の活躍」などが使われています。

第9集 「杉原千畝副領事がビザ発給」から

第9集 「杉原千畝副領事がビザ発給」から※引用:日本郵便 20世紀デザイン切手シリーズ

第9集は「杉浦千畝副領事がビザ発給から」のタイトルで2000年4月23日に700万枚発行され、切手の額面は50円と80円です。

1941年〜1945年の出来事を図案のタイトルに採用しており、第9集の図案は第二次世界大戦に関する図案が中心となります。

50円切手は「黄金バッド」の2種、80円切手は「真珠湾攻撃・太平洋戦争勃発」「長崎被爆」「終戦」などが使われています。

第10集 「リンゴの唄」から

第10集 「リンゴの唄」から※引用:日本郵便 20世紀デザイン切手シリーズ

第10集はリンゴの唄から」のタイトルで2000年5月23日に700万枚発行され、切手の額面は50円と80円です。

1946年〜1952年の出来事を図案のタイトルに採用しており、50円切手は「鉄腕アトム」の2種、80円切手は「サザエさん」「日本国憲法施行」「湯川秀樹博士ノーベル物理学賞」「紅白歌合戦開始」などが使われています。

第11集 「ラジオ定着・テレビ本放送開始」から

第11集 「ラジオ定着・テレビ本放送開始」から※引用:日本郵便 20世紀デザイン切手シリーズ

第11集は「ラジオ定着・テレビ本放送開始から」のタイトルで2000年6月23日に700万枚発行され、切手の額面は50円と80円です。

1953年〜1958年の出来事を図案のタイトルに採用しており、50円切手は「東京タワー完成」の2種、80円切手は「ラジオ定着・手微本放送」「力道山の活躍」「ゴジラ」などが使われています。

第12集 「カラフト犬タロ・ジロ南極越冬」から

第12集 「カラフト犬タロ・ジロ南極越冬」から※引用:日本郵便 20世紀デザイン切手シリーズ

第12集は「カラフト犬タロ・ジロ南極越冬から」のタイトルで2000年7月23日に700万枚発行され、切手の額面は50円と80円です。

1959年〜1964年の出来事を図案のタイトルに採用しており、50円切手は「カラフト犬タロ・ジロ南極越冬」の2種、80円切手は「皇太子殿下ご成婚」「東京五輪」「東海道新幹線開通」などが使われています。

第13集 「ひょっこりひょうたん島」から

第13集 「ひょっこりひょうたん島」から※引用:日本郵便 20世紀デザイン切手シリーズ

第13集は「ひょっこりひょうたん島から」のタイトルで2000年8月23日に700万枚発行され、切手の額面は50円と80円です。

1965年〜1971年の出来事を図案のタイトルに採用しており、50円切手は「ひょっこりひょうたん島」の2種、80円切手は「ウルトラマン」「男はつらいよ」「日本万国博覧会」などが使われています。

第14集 「高松塚古墳壁画発見」から

第14集 「高松塚古墳壁画発見」から※引用:日本郵便 20世紀デザイン切手シリーズ

第14集は「高松塚古墳壁画発見から」のタイトルで2000年9月22日に700万枚発行され、切手の額面は50円と80円です。

1972年〜1974年の出来事を図案のタイトルに採用しており、50円切手は「ON時代・王貞治選手 長嶋茂雄選手」の2種、80円切手は「ジャイアントパンダ初来日」「沖縄復帰」「ベルサイユのばら」「宇宙戦艦ヤマト」などが使われています。

第15集 「時代」から

第15集 「時代」から※引用:日本郵便 20世紀デザイン切手シリーズ

第15集は「時代から」のタイトルで2000年10月23日に700万枚発行され、切手の額面は50円と80円です。

1975年〜1983年の出来事を図案のタイトルに採用しており、50円切手は「機動戦士ガンダム」の2種、80円切手は「およげ!たいやきくん」「カラオケ流行」「3年B組金八先生」などが使われています。

第16集 「昭和から平成へ」から

第16集 「昭和から平成へ」から※引用:日本郵便 20世紀デザイン切手シリーズ

第16集は「昭和から平成へ から」のタイトルで2000年11月22日に700万枚発行され、切手の額面は50円と80円です。

1984年〜1993年の出来事を図案のタイトルに採用しており、50円切手は「それいけ!アンパンマン」の2種、80円切手は「青函トンネル開通」「美空ひばり国民栄誉賞受賞」「Jリーグ開幕」などが使われています。

第17集 「皇太子殿下御成婚」から

第17集 「皇太子殿下御成婚」から※引用:日本郵便 20世紀デザイン切手シリーズ

第17集は「皇太子殿下御成婚から」のタイトルで2000年12月22日に700万枚発行され、切手の額面は50円と80円です。

1994年〜1998年の出来事を図案のタイトルに採用しており、50円切手は「長野五輪」の2種、80円切手は「皇太子殿下御成婚」「阪神淡路大震災」「日本人宇宙飛行士活躍」などが使われています。

まとめ

20世紀デザイン切手で買取価格が上がる可能性があるのは、以下の通りです。

・全17種類の中では最初に発行された第1集

・エラー切手と呼ばれる夏目漱石抜けの切手、福耳付き切手

20世紀デザイン切手の売却を検討されるのなら、いくつかの切手専門の買取店で査定してもらうことがおすすめです。

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